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2025年6月22日(日)

【施工事例】リノベーションで叶える「吹き抜け」空間の魅力

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こんにちは!

私たち野﨑工務店は、埼玉県さいたま市を拠点に、年間10限定、完全フルオーダーの住宅を手がけています。細部までこだわり抜いた設計で、一棟一棟に想いを込め、理想の暮らしを形にします。

このブログでは、家づくりのアイデアや最新の事例、暮らしを快適にするヒントをお届けしています。


今回は、リノベーションで実現した「吹き抜け」空間について、構造的な工夫や施工事例、設計時の注意点をお届けします!

目次
  1. 吹き抜けとは?基本構造と効果

  2. 実際のリノベーション施工事例

  3. 注意点と対応策

  4. まとめ|設計のポイント

1. 吹き抜けとは?基本構造と効果

「吹き抜け」とは、上下階の間に床を設けずに空間をつなげた構造のことです。
リノベーションで吹き抜けを設ける場合は、既存の構造を確認し、必要に応じて梁や柱の補強、耐震性の検討が行われます。

主な効果(建築実務において確認されている内容):

  • 開放感:天井が高くなることで空間に広がりが生まれる

  • 採光性:高窓や吹き抜け部分の窓から自然光が届きやすくなる

  • 通風性:上下階で空気の流れが生まれやすくなる

  • 視覚的演出:空間に奥行きや立体感を与える

2. 実際のリノベーション施工事例

【事例1】木の温もり×ブラックアイアンで空間を引き締めた吹き抜けLDK

  • 構造:既存吹き抜けLDKの天井を木目の美しい素材に張り替え。

  • 手すり:2階の手すりをブラックのアイアン素材に変更。空間のアクセントとなり、引き締まった印象に。

  • 照明:ブラックのウォールライトとダウンライトを採用し、モダンな照明計画に。

  • キッチン:キッチン周りにはモルタル調の大判タイルを使用。ゾーニングと意匠性を両立。

  • 全体印象:木の温かさとブラックの質感が融合した、落ち着きあるモダンなLDK空間。

【Before】

【After】

【事例2】玄関吹き抜けで演出する洗練された第一印象

  • 構造:吹き抜け玄関の天井高を活かして明るく開放的な空間に。

  • 収納:ダークブラウンのシューズボックスに変えて、空間に重厚感をプラス。

  • 手すり:2階に上がる階段手すりはシンプルなデザインに変更。圧迫感を減らしながら、空間全体をスマートに。

  • 仕上げ:既存の玄関素材と調和する形で、色・素材を最小限の変更で統一感ある仕上がりに。

  • 全体印象:玄関まわりを少し変えるだけで、洗練された印象に。来客時の第一印象にも配慮された設計。

【Before】

【After】

3. 注意点と対応策

空調効率が下がる場合がある

  • 対応策

    • シーリングファンや床暖房を併用

    • 吹き抜けの位置・面積を設計段階で調整

音の反響が起きやすい

  • 対応策

    • 一部に吸音効果のある素材(木材や多孔質の壁材など)を採用

メンテナンス性が下がる

  • 対応策

    • 点検用の足場が確保できる構造とする

    • 高所照明はリモコン・昇降機能付きの器具を使用

構造強度の確認が必要

  • 対応策

    • 構造計算に基づいて梁の補強や耐力壁の配置を調整

4. まとめ|設計のポイント

リノベーションで吹き抜けを取り入れる場合、以下の点を確認・計画することで快適な住環境が実現できます。

  • 採光と断熱を両立する開口部の設計

  • 空調効率を考慮した機器の配置

  • メンテナンスのしやすさを考えた設計

  • 構造的な安全性の確保

事実に基づいた計画と施工により、リノベーションでも吹き抜けのある快適な空間づくりが可能です。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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